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① 北丹鉄道 河守駅構内 にて ’55年頃撮影
’60年代は国鉄バスの営業所の所在地を確かめるのも結構大変だったように記憶しています。 時刻表には国鉄バスの時刻が集中して掲載されていましたが、それを参考に発着する便数の多いところをめがけて直行する。すぐ近くに営業所があればラッキー、中には営業区間では無いところにあったり、どこにあるのか全くわからなかったり、時間や費用をだいぶ無駄にしました。 国鉄バスとは関係がないのですが、福知山から河守まで北丹鉄道が運行されていました。 私が乗車した時はディーゼル機関車に曳かれた木造の客車で、窓枠に手を当てていると列車が発車するたびに手に異常な力を感じました。 窓枠の直角が変化していたのです。こうしてちょっと古めの客車で約1時間で終点の河守、ここの構内での撮影です。少し雪が残っているようで、ここまで来ると山陰地方の気象条件。この北丹鉄道もずーっと昔に廃止されてしまいました。 ② 青森自動車営業所 ’63年9月撮影 青森は十和田南と並んで毎年夏頃になると|沢山の新製車両が暫定配置されていました。 そして何ヶ月か稼働して観光客が少なくなるとそれぞれの配置先へと向かうのです。 ここ青森営業所は駅のすぐ近く、でもまだ敷地内の未舗装です。このバスも後部の方向幕は団体の表示、一般利用者以外に団体客の利用が多かったようです。 ③ 343-3123 京都営業所にて’50年代終わり頃の撮影 番号からわかる通り’53年式の三菱のバス。 それ以前の同形式の車両は私の写真には見当たりません。いすゞ製ではそれ以前の車両もアルバムに沢山あるのですが。 内部は乗降口から前に2人がけシートが一つ、後ろへは最後部まで2人がけシートが並ぶxx3型、xx2型に比べると少数派?? この車庫は京都駅から少し離れた2代目 でもすぐ後ろには集合住宅も見られます。 ④ 342-157ほか 篠山口駅前にて’55年頃 これは’54年型もう一台のバスは212-494 で’53年型です。 翌’55年になるとここ篠山営業所にも2台のコーチ型が配車されました。朝8時頃になると列車から降り5キロ程離れた学校へ通う高校生が利用するため、ライバル(?)の神姫バスとともに計10両近くのバスがこの狭い駅前に集まっていました。駅を出て右手が国鉄バス、左手が神姫バスとわかれて手前のバスから順に発車していました。 道路も十分に舗装されていなかったため、最初に出るバスはいいのですが2台目以降に出るバスの利用者は先行車の巻き上げる砂塵を十分に味わうことになっていました。 エアコンなんて想像も付かなかった時のことです。 ちょっとした田舎の駅には材木を積み込む引き込み線が準備されていたり、製材所がすぐ近くにあったり、駅舎の暖房用のストーブでしょうか二本の煙突からは煙りが立ち昇り、懐かしい風情を感じます。
by qqmemoir
| 2006-04-09 09:43
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